クオーツ時計 基礎知識

時計の種類・知識

クオーツ時計の電源

クオーツの電源は、2種類

  • 【電池】を使用するクオーツ
  • 【二次電池】を使用するクオーツ

クオーツ時計は、電圧を加えると安定した高い振動を発生する水晶の特性、言わば、電気を流すと振るえるという特性を持っています。

  • ボタン電池のような使い捨ての電池を採用しているもの
  • 充電と放電を繰り返しながら長時間使用可能な二次電池を採用しているもの

二次電池仕様のものは、主にソーラー時計です。

電源の種類

電池式

クオーツ時計用電池には、クオーツ時計それぞれの機種に適合するサイズ(厚さ・径)や、寿命(電圧・容量)などの違いで機種にあった電池を使用する必要があります。
例としてあげますと、男性用の腕時計と女性用の腕時計はケースの大きさが違います。
中のボタン電池の大きさも違ってきますので、寿命も違います。

なお、時計は長く使用すると歯車などの機械部分の摩耗や油切れなどにより消費電流が過大となり、電池の寿命が所定より短くなる場合があります。
消費電流というのは、中の歯車を回すために使う電流のことで、長年使っていると歯車が摩耗したり、油が汚れてきますので、歯車を回すために、新しいものより多くの電流が必要になって、寿命が短くなるということです。
こうした場合は電池交換と同時に分解掃除をお勧めします。

【モニター用電池】
お買い上げ時、時計には、工場で機能や性能を検査するために組み込まれた機能検査用電池(モニター用電池)が入っています。
このためお買い上げ後、所定の年数に満たないうちに電池寿命が切れることがあります。
なお、もともとモニター用電池は、時計の価格には含まれていませんので、電池交換は保証期間内であってもほとんど有料になってます。

ソーラー時計

光エネルギーを太陽電池ユニットで受け、電気エネルギーに変換して二次電池に充電します。
いわゆる屋根の上に乗っているソーラーパネルと一緒です。
ムーブメントの種類によってフル充電まで充電時間が違いますので、取扱説明書に記載されている時間を確認する必要があります。また、充電環境(晴れや曇り、雨、季節など)によっては充電時間が大幅に違ってくるのでこちらも確認する必要があります。

クオーツ時計の精度

精度とは、時刻表示の安定性を示す尺度で、進み・遅れの範囲を示します。
これは気温や姿勢などさまざまな要因に影響されます。

クオーツの携帯精度

常温で時計を腕につけた状態の場合に、±何秒と表示されています。
これを携帯精度といい、この場合の常温とは、5℃~35℃を意味しています。
これは、クオーツウオッチの精度がまわりの温度によって微妙に変化するため、一番温度の安定している携帯状態で精度を保証しようという考え方によるものです。

  • 25℃あたりが一番進む。それより高くても低くても遅れる傾向がある。
  • 携帯精度・・・最低1日8時間以上腕につけていることが前提。

人体の体温は、36℃で平均していますから、腕につけた時は、外気温による温度差を平均化します。
つまり腕に付けた時に最もよく合うように調整されています。
時計を外して、寒い所や暑い所にしまっておくと遅れ方向になります。

年差とは?

年差とは、一年を通しての誤差を意味しています。
1ヶ月の遅れ進みが必ずしも年差の1/12になるということはありません。
携帯条件によっては下表に示す程度の進み・遅れが出る場合もあります。
従って、少なくとも、3~4ヶ月くらい携帯して精度の判断をすることが大切です。

【たとえば、年差±10秒の場合】

上の図を見ていただければお分かりになると思いますが、いつも5秒進むとかではなく、温度に影響されて±10秒以内で上下するという感覚です。

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