時計が遅れていると、「電池切れかな?」と思いがちですが――
実は、電池が原因で“遅れる”ことはほとんどありません。

◆電池容量が少なくなると
電池容量が残り少なくなると、2秒づつ動くようになります。
残り少ないエネルギーを省エネモードで動かし、さらにユーザーに交換時期をお教えする目的があります。

◆遅れるのはなぜ?
よくある原因はこの3つ
① りゅうず上がり
一番疑うべきところは、りゅうず上がりです。
時間を合わせる、りゅうずが浮いていると、止まります。
洋服が引っ掛かって、浮いてしまうということが、たまにあります。
特に仕様が、ねじロックりゅうずの場合、ご存じでない方に見受けられます。
ねじロックりゅうずが緩んでしまって、浮いた状態になると、すぐ洋服に引っ掛かってしまい、りゅうずが上がってしまうということになります。

ねじロックりゅうずが緩んでしまった場合には、平行に押しながらねじ山を壊さないように右周りでゆっくり締めましょう。
固いと思った場合には、無理に回さず、もう一度やり直します。
無理に回すとねじ山がつぶれてしまいます。
② 磁気帯び
クオーツ時計は、磁気の影響で秒針を動かす部品(ロータ)が引っ張られ、一時的に止まることがあります。
ロータは小さな磁石ですので磁石の力で引き寄せられると止まってしまうのです。
そのロータの回転が止まると秒針も止まってしまいます。
特に多いのが、スマホとの接触です。

5〜10cmほど離せば、ほとんど影響はありません
スマホから、離れるとまた動き出しますので、接触時間分だけ時間が遅れるということになります。
③ 内部不具合
内部機械が、不具合を起こしている。
その場合は、メーカー修理が必要になります。
◆では、遅れたらどうする?
まずは、りゅうずを引き上げて、時間を合わせてください。
- ①りゅうず上がりの場合
りゅうずが浮かないようにお気を付けください。
実際の店頭でも、このケースは非常に多いです。
- ②磁気帯びの場合
時間を合わせるだけで大丈夫です。
ただ、長時間、スマホと接触した場合は、部品などが磁気化している可能性がありますので、メーカーや時計店での磁気抜きという作業が必要になります。(メーカーの場合はオーバーホール扱いになります)
- ③の場合
メーカーでのオーバーホールが必要になります。
本書導入、ご検討中の方へ
本書は、販売員教育用テキストとして現場に合わせた活用が可能です。
導入や運用についてご相談されたい方はこちらよりお問い合わせください。
導入・活用のご相談はこちら

すぐに内容をご覧になりたい方へ
書籍はAmazonにてご購入いただけます。

