防水時計の基礎知識
防水時計といっても注意は必要
日常の使用でも、防水性能を超える高い水圧を受ける場合があります。
洗車機の水や勢いの強い水道水・シャワーなどが直接時計に当たらないように注意が必要です。
水道の蛇口は特に水圧が高く、5気圧防水でも水が入ってしまう時があります。
防水機能が高くても直接、ジャバジャバしないようにしましょう。
防水時計の構造

時計の種類によって構造は異なりますが、防水時計は一般的に、ガラスパッキン、裏ぶたパッキン、りゅうずパッキンなどのパッキンが組み込まれて、内部の機械を水の浸入から守っています。
パッキン
パッキンは、有機溶剤や化学薬品に弱いため気をつけないといけません。
洗浄の際には気をつけましょう。
大事な時計ほど、電池交換の際にはパッキン交換をできるだけお願いしましょう。
パッキンは、ゴムやプラスチックで出来ていて長年使用すると徐々に劣化し、防水性が弱くなります。
普段は水が入らないように、金属と金属に挟まれ圧縮された状態ですので、電池交換で外した際には、ペッタンコになっています。
それを再利用して確実な防水ができるか?
と問われると難しいと言わざるを得ません。
安いところで、パッキン交換をせずに電池交換をして、次の電池切れの前に内部に湿気が入ってしまってオーバーホールが必要になったり、ケースに腐食が発生して修理をしても防水が効かないということになりがちです。
日常生活の注意点
汗や水が付着したまま放置すると、りゅうず部分や裏ぶた周辺が腐食します。
腐食とは、錆びたり、化学反応で溶けたり、穴が開いてしまうこと等を言います。
腕時計を腕から外したら、眼鏡拭きなどで拭く癖をつけましょう。
時計に水が付いた状態で、りゅうず操作はタブーですが、りゅうずのさび付きを防止してパッキンの滑らかさを保つためには、りゅうずを回す必要のないクオーツでも1ヵ月に1回はりゅうずを軽く空回しすることをお勧めします。
温泉には金属を変色・腐食させたり、パッキンを劣化させる成分が含まれていますので外しましょう。

超音波洗浄機
精密機械ですので、影響が気になります。
水晶振動子が破壊される可能性もありますし、しっかりとパッキンが役目をはたしているかどうかも気になるところです。
おすすめはしません。